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第7章 スタンドアローン・アプリケーションの作成

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 BlueJでは実行可能jarファイルを作成することができます。実行可能jarファイルは、たとえばWindowsではファイルをダブルクリックしたり、UnixやMS-DOSコマンド画面のプロンプトでは java -jar <file-name>.jar というコマンドを入力することで実行できます。
 サンプルのプロジェクトHelloで試してみましょう。Helloを開いてください(examplesディレクトリにあります)。プロジェクトを確実にコンパイルしてください。そして Project メニューから Export... 機能を選択してください。
 格納形式を指定するためのダイアログが開きます。実行可能jarファイルを作るために、"jar file"を選んでください。jarファイルを実行するには、主となるクラスを指定します。このクラスには public static void main(String[] args) で宣言されるmainメソッドが定義されていなければなりません。
 このサンプルでは、主となるクラスを選ぶのは簡単です。ここにはクラスはひとつしかありません。ポップアップメニューからHelloを選んでください。他のプロジェクトがあるなら、あなたが実行したいmainメソッドを持つクラスを選択してください。
 通常は、実行可能ファイルにソースを含めないでしょう。しかしあなたがソースを配布したいなら、ソースを含めることができます。
 Continue をクリックします。次に、作成するjarファイルの名前を指定するファイル選択ダイアログが表示されます。helloとタイプして OK をクリックしてください。これで実行可能jarファイルの作成が完了します。
 アプリケーションがGUIを利用している場合のみ、jarファイルをダブルクリックすることができます。今回のサンプルはテキストの入出力を使用するので、テキスト端末から起動させなければなりません。jarファイルを実行してみましょう。
 ターミナルウインドウかDOS窓を開いてください。そしてjarファイルを保存したディレクトリに移動してください(そこにhello.jarファイルがあるはずです)。あなたのシステム上にJavaがきちんとインストールされていれば、次のようにタイプすることでファイルを実行できます。

  java -jar hello.jar

要約:スタンドアローン・アプリケーションを作成するには、メニューの ProjectExport... を使います。