目次 >> 第5章 プロジェクトの新規作成 |
この章は、新しいプロジェクトを作成するためのクイックツアーです。
プロジェクトを新規に作成するには、メニューから
→ を選択します。新プロジェクトの場所と名前を指定する、ファイル選択ダイアログが開きます。試してみてください。プロジェクトには、どのような名前であれ、つけることができます。 をクリックしたあと、指定した名前でディレクトリが新しく作られ、メインウインドウには新規の、内容が空であるプロジェクトが表示されるでしょう。要約:プロジェクトを新規に作成するには、
メニューから を選択します。
今度はメインウインドウのツールバーにある
クラスは4つの種別から選ぶことができます。すなわち標準的なクラスのための class、抽象クラスのための abstract class、インターフェースクラスのための interface、アプレットのための applet です。この選択により、どんな骨組みのコードが、最初にあなたのクラスのために作成されるかが決定されます。あなたはあとでソースコードを編集することで、クラスの種別を変えることができます (たとえばコードに abstract というキーワードを付加するなど)。
クラスを作成すると、メインウインドウのクラス図の中でアイコンによって示されます。クラスの種別ごとに異なった色、たとえば通常のクラスは青、abstract クラスは明るい青、interface は緑で識別されます[訳注]。新しく作ったクラスのためにエディタを開くと、クラスの骨組みのコードが作成されたことに気づきます。これは作業を始めるのを容易にします。このデフォルトのコードは文法的に正しいものです。それはコンパイルできます(しかし、多くのことをするコードというわけではありません)。クラスを二、三、作成し、それらをコンパイルしてみてください。
要約:クラスを作成するには、
ボタンをクリックし、クラスの名前を指定します。
クラス図では、矢印によってクラス同士の関連を示します。継承関係 (extends または implements) は、二重線の矢印として示されます。所有関係 (uses) は一重線の矢印です[訳注]。
関連は、グラフィカルに(クラス図において直接)矢印を加えることで、あるいはソースコードにキーワードを書き込むことで付加できます。グラフィカルに矢印を付加した場合、ソースコードが自動的に更新されます。ソースコードに関連を付加した場合、クラス図が更新されます。
グラフィカルに矢印を加えるために、適切な矢印ボタンをクリックしてください (extends や implements の場合は二重線の矢印、uses の場合は一重線の矢印です。そして一方のクラスから他方のクラスへ矢印をドラッグします)。継承関係を示す矢印を付加することは、クラスのソースコードにおいて extends または implements を挿入することです(ターゲットが通常のクラスであるかインタフェースクラスであるかに依存します)。
所有関係のための矢印を付加する場合、ソースはすぐには変わりません(ターゲットが別のパッケージのクラスでないかぎり。その場合は import 文を生成しますが、わたしたちはまだ、サンプルプロジェクトでそういうケースを見ていません)。実際にそのソースで使われていないクラスを uses 矢印で指し示した場合、所有関係であるとクラスで定義されているものの、そのクラスはどこでも使用されていないという警告が発せられます。
コーディングで矢印を付加するのは簡単です。普通にやるように、ちょっとコードをタイプしてみてください。クラスが保存されるとすぐ、クラス図が更新されます(覚えていてください。エディタを閉じると自動的に保存されます)。
要約:矢印を作成するには、矢印ボタンをクリックし、クラス図で矢印をドラッグします。またはエディタでそのようにソースコードを書きます。
クラス図からクラスを削除するには、そのクラスを選択し、
メニューから を選びます。そのクラスのポップアップメニューから を選んでも同じです。矢印を削除するには、メニューで を選び、それから削除したい矢印を選びます。要約:クラスを削除するには、そのポップアップメニューから
を選びます。矢印を削除するには、 メニューから を選び、矢印をクリックします。